【Indies’ Lies(インディーズの噓)】初心者でも楽しめるデッキ構築型ローグライクが面白い!

steamで2022/3/31に発売されたデッキ構築型ローグライクIndies’ Lies(インディーズの噓)】について面白かったのでレビューしていきます。

Slay the Spire(スレイザスパイア)を参考に作られている似たようなゲームシステムですが、いくつかIndies’ Lies(インディーズの噓)にしかない良い点があり、かなり完成度が高いので是非このレビューを見て気になったらプレイして欲しいです。

また、かなりゲーム難易度が低く、敷居が低いと思うので、初心者の方にも楽しめるゲームです!(難易度を上げていけば勿論上級者の方も楽しんでプレイできます。)

筆者は現時点で難易度11まで開放しています。
 
※まだ早期アクセスゲームでこの完成度は凄いです!

↑Slay the Spireに関してはこちらでレビュー書かせてもらいました。

Indies’ Lies(インディーズの噓)基本情報

タイトルIndies’ Lies(インディーズの噓)
開発元Fun Square Games
対応プラットフォームPC(Steam)/app store/Google play
値段pc(Staem)1520円(税込み)/スマホ版0円(ゲーム内課金有り)
ジャンルデッキ構築型ローグライク
プレイ人数1人

どのようなゲームか

簡単に言えばランダムなダンジョンを潜り、カードやアイテムを拾いながら戦うゲーム。

自分でルートを選んで先へ進む。奥まで進みダンジョンボスを倒せば次の階へ、階は3層に分かれている。

デッキ構築型ローグライクと言えば真っ先に思い浮かぶ【Slay the Spire】をプレイしたことある方ならほんの数戦プレイすれば大体ゲームシステムが理解できると思います。

戦闘画面もよくあるコストの中で手持ちのカードを使用して戦うスタイル。

え?マジで全く同じじゃん!と思う方多いと思いますが、いくつかIndies’ Lies(インディーズの噓)にしかないシステムを紹介していきます!

現在選べるマップは3種類(出てくるモンスターが変わります。)

巨人の過去
銅鉄の潮流
友の痛み

カード報酬を【追加】か【交換】か選べる

Indies’ Lies(インディーズの噓)ではモンスターと戦闘後や、ショップでカードを入手した際に、自分のデッキ内に【追加】をするか【デッキ内のカードと交換】をするか選ぶ事ができます!

戦闘終了後に【カード報酬】でデッキ内を強くしていくのはお馴染みのシステム。

しかし、Slay the Spireの様に【ショップ】のマスで不要な初期カードを削除するシステムが無い分、カード入手画面で交換をしていく事でデッキを膨張せずに強いカードを入れていく事ができます。

もちろん交換せずに追加しても良いです。かなり強いデッキを安定して運用出来る為、かなり扱いやすくなります。

天賦システム

天賦はSlay the Spireで例えると【レリック】に当たる部分です。各キャラが持つ専属天賦と他にゲーム内で自分で選びながら強化していく事ができます。

一見スキルツリーの様に見えますが、毎回ランダムの天賦が表示される為、ローグライク要素がここにも表れています。

初めに各キャラクターが初期で持っている天賦の下に次に取得できる天賦が3つ表示される。
天賦を取っていく事で段々下層にある天賦が何かわかるようになっていく。

天賦は【普通】【レア】【エピック】と3種類用意されています。いくつか紹介していきます!

普通の天賦は癖が無いシンプルな効果の天賦が多く、逆にエピックの天賦は限定的であるが使いこなせば強力な効果の天賦が揃っているイメージで考えてもらえば良いです。

【普通】

素早さ(ブロック値が数値分上乗せされる)を3永続的に得る為、被ダメを減らせる
エリートモンスターのHPを25%減らす事で有利に戦闘をすることができる。

【レア】

コスト0のアタックカードのダメージを底上げできる。【暗殺】というカードが特に強くなる
【消耗】とついた強力だが、使用するとその試合で使えないカードの効果を2回発動することができる。

【エピック】

最初に使用するアタックカードが2回使用される。弱いわけがない。
【2枚カードを引いて1枚捨てる】などのドローカードを使用した際に追加でカードが引ける。上手く使えれば大量に手札を増やす事が可能だ。

毎試合何の天賦が今回使用できるか分からない為、同じプレイスタイルが使えない事もある。ローグライクの楽しみの一つでもあると思います。

仲間システム

ここが他のデッキ構築型ローグライクを大きく異なる点かもしれませんが、Indies’ Lies(インディーズの噓)では階層を重ねるごとに仲間を選び味方として加える事が出来ます。(2層と3層で各1体ずつ計2体まで)

仲間が増えると初期エナジーの使用できる数が増えていく。最高で5スタートになる。
1層と2層のボスを倒すと次の階層に行く前にランダムな3体から1体選び仲間にできる。
仲間は初期で4枚のカードを持っていて、プレイヤーの山札に加わる。
モンスター倒した後のカード報酬画面にサブキャラ達のカードが並びようになる。
前中後とキャラ達の位置も決めれて、基本的に前衛の前が多く狙われることが多い。

キャラクターによってシナジーなあるキャラ達もいて、仲間にできるキャラクターもランダムな為、毎回違う戦いが出来るのも魅力の一つになっています。

仲間は現在使用できるキャラクター9体+仲間専用キャラ3体を合わせた12体。ページからするにまだ増える予定がありそうだ。

ルーンシステム

ルーンはカードを強化する特別なカードの事で、ルーン枠が空いているカードに付ける事で様々な効果を与えることが出来ます。カード強化だと思ってもらえれば良いです。

ルーンのマスを踏むと鍛冶屋のおっちゃんみたいな人が【ルーンの獲得】と【ルーンの融合】をしてくれます。

ルーン獲得

ルーン獲得画面では3つの中から1つルーンを手にいることができます。

ルーン融合

ルーン融合画面で手持ちのルーンとカードを合体させることができます。

ルーンはたくさん種類がある為、毎回同じルーンを手に入れる事ができるとは限らない。そのゲーム毎で上手く手に入れたルーンを利用していく事が大事になってきます。

単純なダメージを底上げできる。雑に付けても十分強いルーン。
【着火】という特別な状態異常を付与できる。特にアルベールが使用すると強みが増す。

使用できるメインキャラキターは全9体

現在3職業【ウィザード】【メカニック】【ワンダラー】の中に3体ずつキャラクターがいて、計9体の中から好きなキャラクターを選んでプレイすることができます。

またキャラクター事に【専属天賦】が違い、プレイスタイルが違う為、自分のお気に入りのビジュアルはもちろん、プレイスタイルのキャラクターを選んで遊ぶことが可能です。

例で各職業で1体ずつ軽く紹介します。

【着火】という毒の様な状態異常を与える事でHPを回復しながらダメージを稼ぐ魔法使いキャラクター。ビジュアルがカッコいい。

デバフ状態の敵に大ダメージを与えれるキャラクター。上手く【弱体化】や【脱力】などのデバフを付与しながら攻撃するかがカギになってくる。かなりセクシー。

【暗殺】という0コストのカードで手数を出す事でダメージを与えるキャラクターSlay the Spireで【ナイフ】デッキを愛用していた方に刺さるとても楽しいキャラ。そして可愛い。

種族によって使用できるカードが違う為、自分の好きなキャラを見つける楽しさもあります。

プレイしての感想

全体的に不満な点は無いです。海外のゲームなので【翻訳】が少し変な時がありますが、ほぼ気になりません。後ストーリーモードがあるのですが現在まだ日本語訳がされていない所ぐらいでしょうか。

上で紹介したシステム+わりと優秀なカードが多い為、正直かなりSlay the Spireと比べるとゲーム難易度は低いです。実際筆者自身初見でクリア出来ました。Slay the Spireのアセンションに当たる難易度も10まで行きましたが、事故って負けたのが2回ほどでかなり初心者向けに作られていると思います。

  • デッキ構築型ローグライクをやってみたい。
  • Slay the Spireは少し飽きて他のカードゲームがしたい。
  • 初心者向けなローグライクなカードゲームがしたい。

という方は是非プレイしてみてください。面白いですよ!