【Voice of Cards ドラゴンの島】カードゲームと思いきやRPG!?実際プレイしてみて感じたこと

 
なんやこの面白そうな雰囲気のゲームは!!

筆者が【steam】で面白そうなゲームを探してる時に目に止まった綺麗なグラフィックのゲーム【Voice of Cards ドラゴンの島】を実際にプレイして感じたこと、魅力、気になった点をレビューしていこうと思う。

※できる限りネタバレは伏せておくぞ。筆者は1週目クリア済み。

 
こなちゃん
気になって買うか悩んでる方は是非最後までみてってね!

Voice of Cards ドラゴンの島とはどのようなゲーム?

Voice of Cards ドラゴンの島(以降ドラゴンの島)は2021年10月28日に【steam】【Nintendo Switch】【PlayStation 4】にてリリースされたターン性バトルのRPGゲーム。

『Voice of Cards ドラゴンの島』 は、剣と魔法の世界を、全て「カード」で表現したRPGです。
自称勇者が、復活したドラゴンを倒す物語は、テーブルトークRPGのようにゲームマスターのナビゲーションにより進行します。
「NieR」シリーズや「ドラッグ オン ドラグーン」シリーズの開発スタッフである、ヨコオタロウ氏・岡部啓一氏・藤坂公彦氏が送る、新しくて懐かしい感覚のゲームが楽しめます。

スクエアエニックスより引用

値段は3520円 制作はスクエアエニックス

公式サイト↓

https://www.jp.square-enix.com/vocd/

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ゲーム名に【カード】と入っているがカードゲームではなく【ゲーム内の世界観を全てカードで表した】ゴリゴリのターン制のRPGである。

カードゲームだと思って購入したらRPGだった!!っとならないようにしっかり購入前に確認しよう!

戦闘シーン
町の様子:壁から建物すべてがカードで描かれている
会話もカードとフルボイスによる演出がされており、会話の最中ならば戻って読み直すことも可能だ
 
きょうりゅうくん
あれ?さっき何て話してたっけ?って思ったら見直せるのはありがたいよね!

バトルシステムについて

モンスターと戦闘になるとプレイヤーはキャラクター事に決められたスキルを使用して戦うことになる。

1ターンに1回ずつキャラクターのターンが回り敵味方全ての行動が終わったら次のターンに進む。ここら辺はよくあるターン制RPGと同じだろう

このゲームの違う点はキャラ事に【攻撃力】【防御力】【体力】が目視でわかるように表示されている点だ

赤い丸内に表示されている19が【体力】

左下の剣がクロスされいるマーク上に書かれている8が【攻撃力】

右下の盾の7が【防御力】となる。

スキルにもただダメージを与えるスキルからキャラの攻撃力の3倍のダメージを与えるスキルまで種類がある為、モンスターの数値と比べながら適切なスキルを使うことが大事だ。

でもそれだったら強いスキルをぶっぱしてれば良いのでは?と思うかもしれないが、ドラゴンの島ではスキルを打つのに【ジェム】という宝石が必要のだ。このジェムはターン開始時に2つから始まり、自分のキャラのターンが来るごとに1つ追加されていく。他のRPGで言うMPに当たると考えてもらえばよいだろう。アイテムやスキルでジェムを2~3個1ターンで増やす事も可能だが基本的には1ターン事1つもらえると考えてもらえば良い

つまり1ターン目にいきなりジェム3つを消費するトライブレイドは打てないという事になる。

※戦闘中にランダムでイベントが発生してその際にジェムが渡される事もある。

↑このジェムの数を上手くコントロールしながら戦闘を進めていこう。

 
こなちゃん
相手と自分のステータスやダメージ計算を落ち着いてできるのがターン制の魅力の一つ!!ゆっくり考えてバトルを進めていこう

移動はコマを進める感覚。ランダムエンカウントを採用

フィールド内や町の中を移動する際はコマをカードで表示されたタイルを進めながら移動ができる。

ランダムエンカウントの為、昔ながらのRPGを味わいながらプレイできるだろう。

Image from Gyazo

実際プレイしてみて感じたこと

良かった点

グラフィック、音楽共に雰囲気は抜群に良い

カード風という事もあり、独特な世界観に加え、登場人物やモンスター達のビジュアルは凄く良くできていると感じた。特に戦闘シーンの音楽はとても盛り上がりやってて楽しく進めることができた。

シンプルでターン制という事もありゆっくり考えながら戦闘に集中できた

特に最後のボス戦はかなり強敵で緊張感があったがターン制という事もあり、相手と自キャラのステータスやスキル、ジェムの数とにらめっこしながらゆっくり戦闘に挑めたのは良かった。

ストーリーがありがちだが、驚くことも多々あり面白かった

RPGの醍醐味であるストーリーも【ドラゴンを王女様に倒してこい、倒したら莫大な賞金を与える】というありがちな始まり方であったが、終盤は新事実が明かされたりと面白かった。

悪かった点

全体的にテンポが悪い

移動がコマを一つずつ進めて移動する他に、町限定で行ったことある町にワープをする馬車、カメラ内の行ったことあるタイルにワープするという3つなのだが、基本的に一つずつ進めていくのに新しいカードがめくられる描写、高頻度のランダムエンカウントも相まってかなり遅く感じた。

他の方のレビューにもあるがやはりテンポの悪さは気になる点に上がってしまうと思われる。

※高速モードが12月21日に追加されている。もしプレイするなら高速モード推奨です!

回復手段がめんどくさい

RPGという事もあり、スキルに味方の体力を回復するスキルがあるのだが、ジェムを使用するシステムの為【戦闘中以外で使用ができない】

つまりダメージを受けた際はアイテムをいちいち消費するか、戦闘中に上手く敵を残し、状態異常にさせてからジェムを消費して回復をしなければならない為、ちょっと削れた時など気になってとてもめんどくさく感じた。キャラクターがレベルアップする際にも体力は全快する為、それも意識しながら進めると良いのかと思われる。

ゲームボリュームが少ないのに値段が高め

筆者は1週目攻略サイト等見ず完全初見でプレイしてみたが、全てのカードをめくりながら進めても8時間ほどで1週目を終えてしまった。キャラクターのレベルもカンストが30レベルなのだが、1週目を終えた時点で29レベルに到達しており、RPGでそのボリュームに対して3000円を超えるのはちょっと高い値段設定だと感じた。キャラ事が覚えるスキルもお世辞にも多いとは言えず、後半は作業間を強く感じてしまった。

総評

他の方のレビューも見る限り評価が分かれるゲームかもしれないが、僕自身はゲーム自体はとても楽しく、綺麗な演出も相まって買って良かったと思える作品だった。

ストーリーには今回触れてはいないので、もし気になる方は是非プレイしてもらいたい。


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