【両手いっぱいに芋の花を】防御がカギを握る3Dダンジョン探索RPGが面白すぎた

【両手いっぱいに芋の花を】タイトルに惹かれてどのようなゲームか気になった方いるんじゃないでしょうか?筆者がその一人です!気になって買ってみました。芋の花で一体何をするのだろうと・・・

どのようなゲームなのかゲームシステムや雰囲気はもちろん、良かった点気になった点などをクリアしたのでレビューしていきます!

 
最初に言っておきます!とても面白いゲームでした!!
ゲームのデスクトップアイコンめちゃくちゃ可愛いです・・・!
筆者のクリア時のプレイ時間は15時間ほど、記事を書きながら進めたので、上手な方なら13時間あれば初見でも一周終えれると思います!

基本情報

タイトル両手いっぱいに芋の花を
開発元Pon Pon Games
対応プラットフォームPC(Steam)/Nintendo Switch
値段1870円(税込)
ジャンル3Dダンジョン探索RPG
プレイ人数1人(オフライン)

ニンテンドーストアからダウンロードはこちら

作物が育ちにくい環境になり、人々が苦しんでいる中、プレイヤーは【剣の鋤】の調査隊となり幻の作物である【芋の種】を見つけ、食料問題を解決する為、最大3人PTでダンジョンに潜る事になります。

大災害により土壌汚染で食料が不足してしまっている世界

ゲーム内ではダンジョン内を探索し、謎を解きながら進んでいく【一人称の3D探索パート】と【ターンベース制の戦闘パート】の2つを繰り返しながら進んでいきます。

戦闘システムと探索について分けて詳しく説明していきます!!

実際に自分がダンジョンに潜っているように感じれる探索パート

ターンベースのシンプルなバトル画面

シンプルでわかりやすいUIの戦闘画面

戦闘画面はとても見やすく、PTメンバーの【HP】【スタミナ】【精神力(他ゲーでいうMP)】が左上に表示され、敵モンスターのHPとスタミナがモンスター下部に、上部には次のターンのモンスターの行動が表示される。

UIの見方。他のゲームでは珍しい【敵の行動】を事前に分かることができる。

攻撃やガードを成功させたり、技能(スキル)を使用するにはスタミナが必要になり、スタミナが切れると何もできなくなってしまう為、タイミングを見て【構えなおし】というスタミナを全快するコマンドを駆使しながら戦闘と進めていく仕様が分かればとてもシンプルな戦闘システムとなっています。

防御が大前提な一味違った硬派な戦闘仕様

特にこのゲームを面白く、戦略性を高めてくれる要素になっている点が敵モンスターの【行動】が事前にわかる。という点です。

よくRPGなどをプレイする人にとっては「え?次の動きわかるならヌルゲーじゃね?」と思いますよね?所がこのゲームはモンスターの攻撃力がバカにならないくらい高く設定されていて、防御をせず直接攻撃を食らうと職業にもよるが同レベルであっても1~3発ほど食らうとやられてしまうほどシビアな設定になっています。

Image from Gyazo

↑敵の行動予測をしっかり見ていなくて、一番後ろのレンジャー(弓使い)が攻撃をしてしまい相手から65ダメージを食らっている場面。50%カットと表示されているのはステージギミックで火耐性が付いている為であり、本来は【130ダメージ】で83HPしかないレンジャーは即落ちしていた。

ゲーム内でも説明があるほど【ガード】を駆使しないと先に進めれない。

このゲームでは【攻撃が最大の防御】なんて言ってる余裕は格下のモンスターと対戦してる時ぐらいで、スタミナ管理を誤って中途半端で維持しているとスタミナが無い時に攻撃対象にされて詰むという状況に何度も陥ることになります。

スタミナ0で構えなおししか選べず、次の攻撃で37以上くらいやられてしまいます。この状況だけは避けたい!

といってもスタミナの概念があるのは敵モンスターも一緒なので、モンスターも必ず【構えなおし】をスタミナが切れると行ってくる為、自分とモンスターのスタミナ、行動予測を意識しながら戦闘を進めるのがカギとなってきます!わかってくるととても楽しい!

相手も1ターンかけてスタミナを回復してくる為、攻撃するのも良し、構えなおして体勢を立て直すのも良し、プレイヤーの判断に任される。

大量のショートカット&シンボルエンカウントによる快適な探索パート

ダンジョン内では一人称で進んでいくため、実際に自分がダンジョン内にいるようなわくわくした雰囲気を味わうことが出来る。ただ地形が複雑で似たような景色はもちろん、同じ個所を通ることも多く、方向音痴だと迷ってしまうかもしれないですね。

Image from Gyazo

かなり凝っていて探索していて飽きないダンジョン構造

また、オートマッピング機能が付いている為、一度通ればマップを見れば通路を把握することも可能だ。それでも迷ってしまう事もしばしば・・・
ダンジョン内には要所要所に正面からは開かないが後ろから開けれるショートカットの扉があり、次回からはそこを通ればすぐ進めた場所まで戻れる為、かなりストレスフリーにダンジョンを探索できます。

Image from Gyazo

暗い所や先が見えない所では松明を付ける事で先を見ることができる。マップを見るのも明るい場所ではないと見えないが、付けっぱなしは燃費が悪い為、見たい時に付けるスタイルで十分足ります。

筆者が嬉しかったのは【シンボルエンカウント】を採用している点、モンスターは決められた位置から動かないので、戦いたい時に戦う選択ができ、謎解きをしている際にモンスターとランダムエンカウントの戦闘にならないのは有難い!

モンスターから向かって来る事も無く、レベルもわかる為、戦う判断はプレイヤーが決めれる。

8種類クラスと可愛いキャラを自由にキャラメイキング

両手いっぱいに芋の花をでは8種類のクラスが用意されていて、自由にPT編成を作り上げることができます。

3人PTまでなので、前衛職兼タンク要因の【ウォーリアー】【ナイト】回復やサポート要員の【クレリック】【シャーマン】火力要因の【ソーサラー】【ウィザード】など上手く組み合わせて自分なりの調査隊と作ることができます。

各クラスの特徴や基礎ステなど一目で分かりやすくなっている。

また、ウォーリアーだからヒューマン。シャーマンだからダークエルフの様なクラス事の種族の固定が無く、クラスと種族と軽い外見を自在にキャラメイク出来る為、自分の好きなビジュアルの調査員を作り上げれることができます!この辺りのキャラクリ要素はとても嬉しい!!

Image from Gyazo

良かった点

  • 戦闘システムが奥深くて脳死攻撃連打にならない点。頭を使うのが好きな人にはオススメ!
  • 謎解きも程よいほどの難易度で、ショートカットが多いのは有難い、ストレス無く進めれた
  • キャラメイキングはもちろんクラス事スキルツリーもはっきりしていてレベル上がるのが嬉しく感じた
  • 死んでもロストやデメリットが無く【トライ&エラー】が容易で何度も挑戦できてよかった
  • モンスターの種類が多く、飽きずにできた
  • 戦闘はもちろん各ダンジョン事のBGMが良く出来ていた。雰囲気も○特に4つ目のダンジョンの戦闘BGMがカッコいい!是非聞いてほしい

気になった点

  • 条件を満たせばスキルの振り直しが出来るのだが、もう少し安くても良いと思った。ある程度スキルツリーを事前に考えておいた方が良い
  • 良い意味で迷いやすいのがもどかしかった。
  • 武器の耐性が敵によって謙虚に出る為、少し苦戦する所があった(ソーサラは火のスキルが多い為、火耐性が高い相手には物理で殴るしかない)

まとめ

全体的にみれば値段以上に楽しむことが出来ました!RPGゲーム何かやりたいって思っている方は是非触ってほしいですね!続編等出たら是非プレイしたいです。