【voice of cards できそこないの巫女】正直期待外れでした。第二弾一週目終えての辛口レビュー


voice of cardsドラゴンの島の開発スクエア・エニックスより第二弾voice of cards できそこないの巫女が2022/2/17にリリースされました。前作をプレイしているので、変更点や良くなった点があるかプレイしてみたのですが、正直前作の方が面白かったです。

値段とクオリティが合ってないと思いましたね。3500円はスクエニブランドもあると思いますが高すぎる。

なぜそう思ったのか、前作からの変更点、良かった点、悪かった点など思ったことを書いていきます。

※一週目終えてのレビューとなります。ストーリーのネタバレ無し。

 
前作ドラゴンの島はストーリはとても好きだったので期待外れで残念でした・・・
ちなみにvoice of cardsシリーズのデスクトップショートカットは可愛いです・・・!!

基本情報

  • リリース日:2022年2月17日PS4.Nintendo Switch 2月18日 Steam
  • 開発元:Square Enix
  • プラットフォーム:Steam(3520円) PS4(3520円) Nintendo Switch(3520円)

テーブルトークRPGやゲームブックをモチーフにし、全てを「カード」で表現した「Voice of Cards」シリーズの2作品目。 「NieR」シリーズや「ドラッグ オン ドラグーン」シリーズの開発スタッフである、ヨコオタロウ氏・岡部啓一氏・藤坂公彦氏から、切なく美しい世界をお届けします。

steamより

どのようなゲームか

基本的にシステムは前作を引き継いでいる。

基本的なシステムは前作のドラゴンの島を引き継いでいます。

下記のレビューを見てもらえれば大体どのようなシステムかわかってもらえると思いますが、軽く触れておきます!

ドラゴンの島のレビュー↓

移動もコマを進めカードを表向きにしながら進む、魔物との戦闘はランダムエンカウントを採用。

真ん中のHPが無くなると戦闘不能になる。
初期の主人公は攻撃【11】防御は【9】
前作と同じでジェムは毎ターン1つ補充される。
強いスキルを使うには【ジェム】が必要になる。

まず変更点等をまとめる前にこのゲームは第一弾、二弾ともに高速化がマジでお勧めです!!!

高速化を推奨する理由

voice of cardsシリーズは通常速度ではなく、【高速化】プレイを推奨します!なぜならテンポ感が全然違うからです。

↓にラティが魔弾という攻撃をしてクリティカルが発生して、次のキャラの行動までの同じタイミングで映像を撮ってみましたが、通常速度の方だと1キャラ目の攻撃で終わってしまう所、高速化は2キャラ目の攻撃がほぼ終わっています。体感で1,5倍ほど早いと思いますので、ストレス貯めないようにも高速化にしちゃいましょう!

通常速度
高速化

高速化の仕方

メニュー画面右下のオプションを選択
ゲーム設定の【ゲーム速度】より変更

※ゲームを終了するとまた通常速度に戻ってしまうので、気を付けましょう!

新要素

連携スキル

連携スキルという、巫女と従者という今作ならではの二人の関係性が強く出るスキルが使えるようになっています。

15ダメージ追加と前作では考えられない数値だが、消費のジェムが6個と桁違いに多い。

他にも後半いは20ダメージの範囲攻撃+味方に防御5のバフを与えるなど。かなり有利に進めれるスキルが多いです!なので前作よりもジェムが大量に必要になります。

全てのキャラクターがデフォルトで 【チャージ】を覚えている

前作では一人しか覚えておらず、後は道具に頼るか溜まるのを待つかだったが、ジェムを加速させて大技を連発できるようになっている。これは良い変更だと思いました。

パーティー人数が4人に増えた

今回の巫女と従者の関係というストーリーもあってか、前作の3人PTから4人PTにかわりました。

良かった点

上記の連携技、デフォルトでチャージを持っているのは良い新要素だと感じました!!

PT人数が増えた点も、その分敵が強くなっていてやりごたえは感じました、ただそれでも簡単だったのでもう少し強い敵出してもよかったんじゃないかなと少し思います。

また相変わらず音楽やカードデザイン、雰囲気は他にゲームにない独特な世界観なので良い点ですね!

悪かった点、気になった点

このレビューの本題ですね、ずらずら書いていきます。

町の住民が使いまわし

まず、ゲームが始まると終わりの島という場所からストーリーが始まるのですが、村長以外の村人が全員前作のキャラキターデザインの使いまわしでいきなり不穏な空気を感じました。え、手抜き??と・・・

この村人4人とも前作のキャラデザの流用。

一番これコスト下げてるよなって感じたのはストーリーを進めると【戦士の町】という町にたどり着くのですが、そこの住人が9人いてキャラの種類が3種類しかいなかったんですよね。

なぜ同じ町に同じ絵柄のキャラがこんなに!?と思った人他にもいると思います。

町の外に同じ絵柄のキャラクターが二人ずつ
闘技場内に入っても3キャラともさっきと被り。

全員違うキャラで良くないかな?とコスト抑えたいのがちょっと見え見えですよね。

普通のRPGなら建物とかに遮られたりで目立たないんですが、【カードで一目で町全体が把握できる世界】なので余計に目立ってしまうんですよね。

このゲームの評価、レビューで【キャラデザインをカードにすることで動きなどのコストや費用を抑えている】というレビュー見たことありますが、ここにきて謙虚に出たなと感じました。

このvoice of cardsって世界観とか雰囲気でプレイヤー楽しませるのがメインだと思っていたので、もう少し頑張ってほしかった点です。

敵とのエンカウント率がヤバい

このゲーム行ったことあるところは飛んで移動できるのですが、まだ行ってないところは一歩ずつ進まないとなんですけど、本当に魔物との戦闘になる回数が多い。最近ランダムエンカウントのゲームが減ってることもあって余計に多く感じましたね。

そのせいもあってかこのゲームレベリング要らないです。普通にマッピングして歩いて接敵した魔物倒してたらラスボスまで行けます。RPGなのにレベリング要らないほど戦闘させられるのは相当だと思いますよ。本当プレイする方には高速化してもらいたい・・・

ストーリーが前作の方が面白かった。

ストーリーに触れるとネタバレになってしまうのであまり触れませんが、シナリオライターの方が前作と違うみたいです。そのせいもあってかなりジョーク系が減ってシリアス目になっているのですが、正直前作の方が驚くこととかあって面白かったです。

そのくせボリュームが増えていて後半惰性でやってた感が半端なかったです。。。

バフ系が一個しか乗らない

これ前作でも気になったんですが、今作もそのままだったんですよね。多分プレイした方みんな引っかかると思うんですが、このゲームは【攻撃力を上げる】【防御力を上げる】【毎ターン終わりにHPを回復する】というまあよくあるRPGのバフ系のスキルがあるのですが、これ一個しか適用されないんですよね。ドラクエでいう【バイキルト】使った後に【スクルト】使うとバイキルトの効果が切れるって感じです。なんなら攻撃力が【10】上がっている味方に攻撃力【2】上げるスキルを使うと【12】に増えるんじゃなくて【2】になるのは驚きました。え、減るの!?(笑)せめて高い数値の方残せばよいのに。

味方に3ターン防御5を増やすスキルを使う
全員防御が増えている状態になる。
その直後毎ターン5回復するスキルを使うと
防御力upが消え回復のみ適用される。

バフを重ねるのも戦術の一つだと思うんですけどね、、、これ初めてやった時びっくりしましたね。

まとめ

前作のレビューは僕の1記事目でかなり優しめに書いたのですが、今作は前作のシステムの基盤というか元が出来ていただけあって、もう少し作りこんでほしかったと感じました。

正直セール時に買った方が良いと僕は思います!このクオリティというか手抜き感で3500円は高いです。最近プレイした【Inscryption】が3000円台なら許せる。

2週目というか、隠しボスがいるみたいなのですがそれをやろうと思えるほどモチベがでる作品ではないので、また気分がでたら倒したいと思います。

ストーリーのネタバレはしてないので、気になった方はプレイしてみてください。

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